「妊活もしているのに、仕事も頑張ろうなんて、わがままなのかな…」
妊活中にそう思っていました。
不妊治療をスタートすれば、スケジュールの調整も必要、妊活に充てる時間が必要になる。
でも、無事に子どもを産んで思ったことがあります。
妊活とキャリアの両立は、決してわがままではないということ。
これは、私が求めていた生きるための大切な選択であり、幸せの形そのものでした。

実際に私が「妊活」「キャリア」と向き合ってきた実体験交えて記録を残したいと思います。
ライフイベントを見据えたキャリア設計

私の場合、結婚や子どもを見据えて、仕事の選び方から工夫しました。
具体的に、2つの行動をしました。
①在宅ワークができる職場を探すこと。
②会社である程度の立ち位置を確立しておくこと。
在宅ワークができる職場を探す
転職のタイミングで、在宅ワークができる仕事に就くようにしました。
将来的に「結婚」「出産」とライフイベントの可能性がある年齢だったので、ライフイベントを考慮して在宅ワークができる環境を選ぶことにしました。
📍在宅ワークのメリット
- 通勤時間がゼロ
- 集中しやすい環境を自分で作れる
- 成果ベースで評価されやすい
- 柔軟なスケジュール管理が可能
- 自分のペースで生活リズムを整えられる
- 体調に合わせて働ける

転職を考えたタイミングが、27歳のときでした。
年齢的に「結婚」を考えており、私の中で結婚=子どもだったこともあり、「結婚」「出産」とライフイベントを大事にするため、在宅ワークができる環境を選ぶのがベストと思いました。
やってみたい仕事+在宅ワークができる+給料が許容範囲、と考えると職探しにはちょっと苦労しました><
会社である程度の立ち位置を確立しておく
会社である程度の立ち位置を確立しておくことも意識しました。
- プロジェクトで成果を出し、自分の価値を示す
- 周囲に信頼される関係を作る
- 自分のペースで仕事を任される状況を整える
これにより、妊活や体調の変化があっても、仕事での居場所が安定している状態を構築することができました。

入社半年で「結婚」しました(笑)
ただ、1年は仕事を頑張ると決め、子どもは考えずにとにかくがむしゃらに働きました!1年の間に会社にとって必要と思われるように頑張りました。
妊活中もキャリアを築ける

妊活を始めると、体調の変化や通院など、思っていた以上に日常のリズムが変わります。
「キャリアがここで止まる!」と不安になることもあるかもしれません。
でも私は、妊活中でもキャリアを築くことはできると実感しました。
妊活前に準備しておいてよかったこと
私は、早い段階から“キャリアの土台づくり”を意識しました。
将来どんな状況になっても「自分で稼げる女性でありたい」と思ったからです。
そうした努力の積み重ねが、妊活期に入ってからも焦らず働ける土台になりました。
キャリアの基礎を固めておくことは、将来の自分を守る準備でもあると感じます
自分のペースで働くという選択
妊活中は、完璧を求めすぎないことも大切です。
以前のように全力で走り続けるのではなく、“いまの自分に合ったペース”で仕事を進める。
例えば、仕事の優先順位を見直したり、体調に合わせて業務のバランスを取ったり。
そうやって「無理をしない働き方」を自分で調整することで、妊活に対しても仕事にも気持ちに余裕ができました。
「キャリアを築く」とは、いつも新しいことに挑むだけではなく、変化の中でも自分の軸を持ち続けることが大切だと感じました。
幸せの形は人それぞれ
「妊活=家に専念すべき」「キャリア=全力で働くべき」そんな固定概念は捨てましょ!
大切なのは、自分がどう生きたいか。

私の場合、妊活の中でも不妊治療まで進みました。そのため、仕事のスケジュール調整には苦労しました。
中には不妊治療に専念するために仕事を辞める選択をする人もいると思います。
それはそれで正解。だと思います。
私は、働き続ける。そしてキャリアを築きたい。と思い、妊活とキャリアの両立を目指しました。
私にとって最善の選択をどうやって実現するか、を考えました。
さいごに
妊活とキャリアの両立に悩むあなたへ。
「どちらかを諦めなきゃ…」と思う必要はありません。自分に合った働き方と生活のバランスを見つけることが、幸せへの一歩だと思います。
“仕事を続ける”ことは、キャリアだけでなく、自分自身の生きる力を守ることでもあると思います。妊活と向き合いながら働くのは簡単ではないので、精神的にも体力的にも大変なことがあると思います。
この記事を読んでいる方が、妊活もキャリアも両立できることを願っています。


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